2020年6月10日水曜日
ヨシムラマルチテンプメーターのセンサー断線修理
突然半強制的に休みをとられせ暇すぎるので、あちーけど修理するかと
水温センサーは、サーモスタッドハウジングのボスっぽいところにネジ加工追加して取り付けしてあるのだけれども、センサー側は問題なさそう?
メーター側の配線を曲げたり伸ばしたりすると、時々抵抗が30kΩぐらいを示すときもあるけど、基本導通なしで断線っぽい。
ま、配線自体オイラが自分で間に配線追加して延長加工したもんだから接続部分あたりが怪しい? と、見たら赤線が断線していた。
はんだ付けし直し。
コネクタのところの抵抗も30kΩぐらいで安定していて、断線が治ったはずなのに相変わらずLo表示のまま。ダメ元で12V電源OFF状態でバックアップ電池を抜いてもとに戻したら、温度が表示される。
試しに起動中にセンサー線のカプラーを外して戻してみたけど、外れているときはLo表示、戻すと温度表示に戻り、再現しないし。
でも、エンジンかけてないのに水温36.8℃とは、暑いわけだ。まだ6月なのに・・・。
2016年4月9日土曜日
EK9シビックタイプRのトリップメーターリセット不良修理
あまり使わないので、調子の悪いまま放置していたのですが久しぶりにリセットしようとして連打しまくっても中途半端にしか動かずブチ切れメーターを外して、修理できないかな~と、ようやくやる気になる?
純正メーターは、新車購入早々メーターの周りのカーボン調水転写柄がチラチラしてウザったく艶消し黒で塗装した際にバラシすのに取り外ししたなと。
使った工具はプラスドライバー1本だけで、すぐにメーターユニットまでたどり着く
単体で動作を見ても動きが悪い原因が不明。
走行中にリセットしたせいで、爪が折れたりして壊れてんのかな~と、リセット機構の構造知らんしと、ドラムとカンチレバーを取り外す。
とりあえず、曲がったり、折れたりしている部品もなく、走行中にリセットしたせいで調子が悪くなったわけではないというのは判明。
部品が壊れているわけでもないのに?トリップがリセットできない意味が不明・・・。
更に構造を確認すると、数字ドラム側のカンチレバー当り面がカム形状になっていて、カンチレバーがカムを押すことでドラムが回転し、カムの一番低いところでドラムが止まる感じ。他のものに例えるならエンジンのカムとロッカーアームと逆の関係で、ロッカーアームでカム山を押してカムを回す、的な?
トリップのリセット動作不良の原因を探ったところ、カムとカンチレバーの接触面の摩擦が大きくなって回り辛くなったというのが原因の模様?
ドラムをばらして磨けば動きは良くなると思うけど、ドラムをばらすには圧入されたリングを外す必要があり下手に外そうとしてシャフトを曲げたり?折ったり?再起不能にしそうなので最後の手段?ってか、そここまでやるならこのまま戻すw
で、ドラム軸や、カムの当り面にグリス塗布すれば摩擦が減らせそうだけど、もともと油を塗る設計になっていないところに、17年物の樹脂なので、下手なモンを塗ったりすると簡単に膨潤して割れたりする可能性が高いので難しいのですが、悩んだ挙句、樹脂ギヤに使えそうなタミヤのミニ四駆用テフロングリスが転がっていたので、試しに極少量付け動作確認すると、予想通りスムーズに動くようになる。要、経過確認?
トリップを分解前の値に戻して、組み立てる。
まとめの写真でメーターの構造を理解するために回した分のオドメーターが進んでいるのに気が付いたけど、またメーターを外してメーター巻き戻すのはメンドクサイからそのまま。どうせ動かなくなるまで乗ることになりそうだから走行距離なんて関係ないし。
メーターの動作確認がてら温泉まで行ってくる。
で、トリップリセットするのが楽しくなりリセットしまくっていたので、わざわざ組み立てる前のトリップに合わせた意味なかった (^^;
なぜかメーター修理が続くな~
先日は、古いいすゞあたりの旧車に付いていたというYAZAKI製の水温計なんていうのを知り合いに押し付けられ、そもそもYAZAKIがメーター作っていたなんて誰も知らない、情報なんもねぇーって、修理する羽目になったし・・・。ま、動かなかった原因はニクロム線のハンダ外れによる断線だったのだけど、激細のニクロム線なんてハンダ付くわけないじゃん。(ニクロム線の接続は、カシメやネジ固定が多い)
(マリン系向けにYAZAKI製の後付けメーターがあるようです。)
2015年9月23日水曜日
EK9シビックのヨシムラ マルチテンプメーター電池蓋交換
後付けの水温計としてヨシムラのマルチテンプメーターを取り付けしているのですが、バックアップ電池の蓋の爪が割れて早?年。
バックアップ電池が付いていないと、表示そのものが消えて使えなくなるので噛ませものをしたりして誤魔化していたのだけれども、時々振動等で表示が飛んだり時計を忘れたりするので蓋を探して、早?年・・・。
ようやく見つける。型番が分からず、しばらくかかる。定価350円
この爪の割れ方を見るとすぐに折れそうな気がしなくも無い?
無事、何年も懸案だった蓋の交換終了。
これでしばらくは、時計が飛んだり、水温の表示が無くなったりすることもなくなるハズ?
【メーター・インジケーター関係】その他メーター関連 YOSHIMURA ヨシムラ 【デジタルテンプメ... |
2014年9月7日日曜日
EK9 CIVICのオーディオスペースの水温計取付パネルを作り直し
1DINカーステ下のスペースに取り付けていたので、また同じ所に付くように1DINサイズで作成。前回は薄っぺらいアルミのパンチングメタルだったのですが、ミニクーパーのメーターパネルを自作した時の端材が転がっていたので木で作る事にする。。
水温計取付1DINパネルが完成。ついでにETCと、フォグのスイッチも固定しておく。
2013年2月2日土曜日
EK9シビックで、テクトムCMX100-H2(ホンダ国際規格OBD2コネクタ用)の接続実験
EK9シビックはJ-OBD2と言う診断規格が義務化される10年以上前に製造されたクルマなので、当然OBD2機器には対応していないのですが、テクトムの
CMX100 H2
という、OBD2国際カプラーの付いたHONDA車用の小型マルチメーターは、最近主流になりつつあるCAN OBD通信への対応品ではなく、EK9にも付いている旧式のK-Line通信で動作しているらしいので、いつか試してみようと思っていたところ・・・
たまたま
TECTOM CMX100 H2
が、手に入ったので試してみる。
注
メーカーが全く保証していないことを、勝手にやっているので、当然自己責任です。
テクトム CMX100 H2付いているOBD2コネクター部に刺さっているピンと、OBD2規格コネクターの一般的なピンアサインに照らし合わせると
4pin SG
8pin 規定なし
7pin K-Line
9pin 規定なし
12pin 規定なし
14pin CAN L
16pin +B
他は未接続。
でも、このピンアサインを見て気になることが2点ほど
●気になる其の1
14番ピンはCAN Lのハズですが、必ずセットなる相方の6番ピンのCAN-Hが接続されていません。(ま、CMX100-H2の作られた時代のHONDA車は、CAN通信自体がありません。軽く調べた感じではパワステだかエアバック系につながるK-Lineのようです。)
さらに別売りのテクトムのOBD II中間ハーネスを見ると、14番ピンに繋いであるハーネスはIGに接続するように指示があり、テスターで調べると中間に抵抗(1kΩ?)を介してありました。
推測するに、CAN信号を読んでいるのではなくCAN信号の有り無しを見て、ABS/SRSのDLC信号の有り無しを見て、CMX100の電源ON-OFFをしているっぽい?
●気になる其の2
8,9,12番ピンはOBD 2の規格通りならば、特に規定されていない空きピンのハズです。
空きピンは各メーカーが独自の通信に使ってもいいらしい?ので、ホンダ独自の通信信号線?
CMX100の電源が切れなくなる車種用の対策品としてオプション発売されていた変換アダプターの配線を見たところ
左がテクトムの変換コネクタのメスのOBD2カプラー。右がCMX100-H2のオスのOBD2カプラー。
なぜか配線の本数が違うし。
変換コネクタには
8pinと、12pin
が付いていないので無視して良さそう?
残った9番ピンは、調べたところSGの4番ピンとショートさせることで、旧ホンダ独自の診断カプラーでいうところの2ピンのショートカプラーと同等のことが出来るっぽい?ので、EK9の配線図に書いてある「サービスチェックカプラー用」のECU側に当たる茶相当?
CMX100 H2のピンアサイン解析結果
最近のOBD2通信機器でよく使われるCAN通信は使っておらず、噂通りK-Lineを使った通信のようなので、K-Line通信しか持っていない旧式の診断カプラーの付いたEK9でも動きそう?
(CMX100-H2の作られた時代には、HONDA車ではCAN通信自体が採用されていません。)
解析を元に、EK9のサービスマニュアルの配線図と、
テクトムCMX100 H2
の配線を照らし合わせると
CMX100 H2のOBD2カプラー | EK9の旧診断カプラー |
---|---|
4pin SG | 2pinカプラーの黒 3pinカプラーの茶/黒 |
7pinK-Line | 3pinカプラーの水色 |
9pin(サービスチェック?) | 2pinカプラーの茶 |
14pin EPS,SRSのK-Line | IG電源との間に 1kΩを噛ませて接続 |
16pin +B | 3pinカプラーの白/赤 |
という接続で、良さそうです。
H1と、H2の比較。
左がCMX100-H2、右がCMX100-H1で、本体の見た目はいっしょです。
車体への接続コネクター。
左がCMX100-H2(OBD2コネクター)、右がCMX100-H1(旧診断コネクター)。
ついでにEK9 CIVIC側の診断カプラー(青の2ピンと、3ピンの雌コネクター)。通常は、奥に見える緑色のゴム製グロメットに刺さっています。OBD0?、OBD1?とか言う事も有るらしい?。
(EK9にOBD2のメスコネクターは付いていません。シビックにOBD2のコネクターが付いたのはEP3からですが、EP3もK-Lineのみ。)
参考まで、EK9 CIVICにはOBD2カプラーは付いていないので、実家のJB6ライフのOBDカプラーの写真。
CMX100-H2に付いているOBDカプラーから端子を引っこ抜き、先ほど解析したピンアサインに合わせた接続先に接続。
電源ON時の表示
「H2」ですよと
rpn表示で「回転数表示モード」
考え中?数字が出ない (*_*)
エラーになった orz
結線を再確認してやり直したけど、やっぱりダメ。CMX100 H2もK-Line通信で間違いないハズなんだけどな~。
失敗。敗因は・・・
・CMX100-H2になんらかのガードがかかっているかもしんない?(そもそも繋がる保証無いし。)
・K-Line通信の互換性の問題か?
・オイラのピンアサインの推測外れ?
怪しい部分は色々ある。
堕話
時々
EK9 CIVICをOBD2化した
的な、情報を見る事もあるのですが、
EK9 CIVICのK-Lineを、OBD2カプラーに結線した
と言うことを指していると思っているのですが???(不明)
どちらにしろ、2008年10月以降の新型車に義務化されたJ-OBD2に対応するCANという通信自体持っていないので、J-OBD2対応の機器は間違いなく使えないハズ。
ま、一般でOBD2と呼んでいる規格は、CAN、K-Line、SAE-1850等の複数の通信形式のピンアサインを規定して1箇所に同居させたコネクターでしかありません。どの通信を使うかはメーカー次第。更に空きピンを使いメーカー独自の通信ラインを設けることも許されているので、単純にOBD2対応機器だからとOBD2カプラーがあるクルマに繋いでも、使っている通信規格やプロコトルが違うせいで使えないという場合がかなり多いです。
2011年3月13日日曜日
EK9 CIVICタイプR用の診断カプラー接続タイプ追加メーター テクトムCMX-100H1
追加メーターとして、とっくの昔に絶版になった
テクトムCMX-100 H1
という診断カプラー接続タイプの追加メーターを取り付けしています。
かなり小型のデジタルメーターですが、PGM-FI ECUの診断カプラーに接続するだけで、
spd 車速(km/h)
igt 点火時期(deg)
utp エンジン水温(℃)
itp 吸入空気温度(℃)
prs 絶対吸入管圧力(mmHg)
bat バッテリ電圧(V)
rpn エンジン回転数(rpm)
を切り替えて表示出来ます。ECUが使用してる信号を表示するので、追加のセンサー取付作業が不要なのが良いところ。
ただし、かなり昔に販売終了しており、今販売中のホンダ車用CX-100は末尾にH2と付くOBD2カプラーに接続するタイプしかラインアップされておらず、互換性も無く、入手も出来ないですけど。
CMX-100 H1の配線接続は、助手席足元の旧診断カプラーという、緑のゴムに嵌っている青色の090カプラーに繋ぐだけなので簡単です。
取付は、小型なので両面テープでダッシュボード上に貼り付けました。意外と線が太いので取り回しが難しいカモ?
参考
日本向けホンダ車の診断カプラーがOBD2タイプのものに切り替わったのは2001年式以降にフルモデルチェンジしたクルマからで、シビックに当てはめると7代目の7thCIVICのEU系,EP3から。ついでにインテグラはDC5から。(ただし、EP3,DC5もCANは無くK-LINEのみ)
(ついでに、EP3、DC5はカプラーはOBD2なもののCAN通信は持っておらずJB1/JB2ライフと一緒のようなので最近のCAN OBD2対応機器とは繋がらないと思われる。CAN対応のOBD2になったのは、FD2,FN2のSeeBigから。そもそもCAN OBD / J-OBD自体が施行されたのが2008年10月以降の新型車からだし。)
というわけでCIVICのEK9、EK4、EG6や、インテグラDC2、DB8は、OBD2なんていうものは付いておらずホンダ独自規格の3pinの090コネクターが付いた旧タイプ診断カプラーになり、OBD2とは互換性が全くありません。
またOBD2コネクター自体も、CAN、K-Line、SAE-1850等の複数の通信形式を統合したコネクターで、更に空きピンを使いメーカー独自の通信ラインを設けたりしている場合もあったり、どの通信を使っているかはメーカー次第なので、単純にOBD2対応機器だからと、OBD2カプラーがあるクルマに繋いでも使えない場合もあるようです?
OBD2カプラーを使ったCMX-100でも、ホンダ用と、日産用が別れていたり、OBD2対応のホンダ車でもCMX-100 H2が使えない場合もあるようです。
追記
周りに居なかったので知らなかったのですが、EK系のCIVICでもEK3の一部(たぶん、GF-EK3後期の3ステージVTECじゃないやつ??? どこぞのマニュアルはゴッチャに書いて有って解読メンドクサイ~ので解読挫折したので間違っててもシラン。)は、16ピンのOBD2カプラーが付いているようです???
EK9新車購入時に同時購入したホンダの純正サービスマニュアル(60S0327,A23009907Y)を調べたところ・・・。
ただしコネクターが16ピンのOBD2カプラーなだけで、基本的に3pinと同じ旧式のK-LINE通信しか持っていないので、OBD2対応機器でも動かないものが多いのじゃないかと???
また上記の配線図から妄想するにつけピンアサインは、JB1/JB2 Lifeと一緒のようだ。
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