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2022年11月25日金曜日

EK9シビックのブロアファンが故障しエアコン・暖房の風が出なくなったので分解修理する

先日、溜まっていた枯葉をとって異音が出なくなったばかりのブロアファンから別の異音がしだしたかと思えば、全開でも異音がしながら弱い風しか出なかったり、時には最初にカッツっといって動かなかったりで寿命?
たぶんカーボンブラシの摩滅?

20万キロ超えなので、葉っぱをとった際にカーボンブラシ状態の確認をしようとは思ったのだけれども、白い樹脂のシロッコファンが外れず、無理すると壊しそうだったので、壊れてから考えればいいやと思っていたところ、案の定1ヶ月ぐらいで壊れて回らなくなる。

冬に近づいてきて、雨が降らなくてもほぼ毎日朝や夜は露で窓が曇るようになってきたし、風が出ないと困るんだよな~。


半年ぐらい前に、会社の同僚がライフ(JB5?)のブロアファン交換したとかで外したファンを見せられた事を思い出し、直感的に付けられそうだと思っていたこともあり、壊れたものをまだ持っていたら譲ってと交渉し、200円ちょっと分の小さい袋のお菓子数個と交換。
聞いていた症状から、こちらもカーボンブラシの摩滅が原因だろと。

お菓子と引き換えにもらってきたブロアファンは、車が違うこともあり形が違うし、シビック用はDENSO製でライフ用はKEIHIN製で製造メーカーも違う、軽用だから風量が少ないとかあるかも?
風量全開は使用しないので最大風量が減っても問題無いんじゃないかと?

使えるか分からないライフ用を修理しないで、シビック用を修理しても一緒じゃね?となるのですが、ライフ用はシロッコファンの固定方法が違うので簡単にファンが外せるから修理を失敗する可能性が低い。

分解したところ、予想通りカーボンブラシを使い切り、コミュテータに接触しなくなったようだ。
コミュテーターが凄い減ってるので、ブラシ交換しても長くは使えない気がする。

ブラシ単品で入手が出来ないので、ジャンクのブラシ使用しようとしたら形の合うものが無く、ジャンク品のカーボンブラシをブラシホルダーに合わせて削り足してやる。この手法は、はじめてやるからどうなるかは分からないけど、12Vを繋いだら回ったので大丈夫と信じたい。

ついでなので、コミュテーターも研磨してきれいにしてやる。でも、残りの径から考えるとブラシより先に摩滅してコミュテーターが無くなるでしょう?

モーター単体で回してみたところ逆回り。DCモーターは蓋の位置が180度ずれると逆転するのでコネクタの位置を間違えたらしい?と、組み直す

冷却ダクトの位置からしてもこれが正解のようだ。

当初は電源のコネクタの細工をしないとダメかと思っていたのだけれども、場所や向きがちょっと違うだけで、コネクタも一緒で、まるで完全互換のボルトオン交換じゃんと喜んでいたところ、想定外の罠が待ち受けていた、なんて微塵も思わず。
交換終了。風量が下がるとは想定していたにしても想定以上に風が弱く体感1/2?、1/3?無いよりは全然マシとして、音からしてモーターは調子良く回転しているようだから問題は無いと思うのだけれども、でも何かがおかしい? さすがにこの風量では夏場のエアコン使用時は風量不足になりそうだ。

写真を確認したところ、フィンの形状からして、ライフ用は時計回り、シビック用は反時計回りと分かる。いうことは、シロッコファン自体の回転方向が逆。これだとカタツムリ状のダクトの効率が悪くなって風量下がるわけで、風量大幅減の主原因は回転方向が逆なせいかと。
仮にライフ用を逆回しにしたとして、シロッコファンの風の向き自体は逆になったりはしないのだけれども、フィンの向きが逆になり効率が下がるから結局風量が大幅に減るので逆回しのメリット無し。
その上、モーターのブラシの取り付け位置が進角設定でコミュテーターに斜めに当たっている作りだから、逆回しは効率が落ち、摩耗や異音の不具合も出やすくなるから、モーター的にも逆回しは悪手。

とりあえず、間に合わせのいい加減な修理終了。ちゃんとシビック用を入手しないとだめっぽい。



とりあえず最低限窓の曇りを飛ばす程度の暖房が使える状態にはなり、修理を失敗したとしても部品を探しをしたりする時間は出来たので、シロッコファンの部分の樹脂が抜けないシビック用のブロアファンも分解してみようと考える。
最悪ぶっ壊しても、しばらくは、なんとかなる。

どうやって外そうかと考えて、単純にヒートガンで温めればいいのでは?とあたりまえのことを思いつき、軸周辺を温めて引っ張ってみたところピクリとも動かなかったものが動くようになり、ロック用の爪を持ち上げつつ温めながらひっぱったら難なく外れる。
分解のやり方を思いつくのに時間がかかったのは歳をとって頭の回転が悪くなった? 力業で分解しようとしなかったのは歳をとって落ち着いた?でも、困らないと考えないだけか?

モーター本体のカシメを起こしてモーター分解?して確認しようかと思ったものの、分解すると元に戻したときに軸の芯が出せる気がしない&カシメの爪折ったりしそう、爪が硬くて起こすの大変で爪が起きる前に樹脂部品を割って壊しそう、分解するのは悪手だわこれ、と。最低限カーボンブラシの状態だけでも見れないかと確認したところ、モーターの位置をちょっと上にずらせればブラシにアクセス出来そう?だと、長いM4ビスを探してきてモーター固定用のネジ山に何山かひっかけてモーターを押し出してやる。

これでブラシにアクセスできるようになる。

ブラシを外して見てみようとしたところ外せないし?留めているようには見えないけど?

モーターの汚れもすごいので取り外してきれいにしてから考えようと

冷却ダクトにもカーボンブラシのカスが溜まっているので要清掃。

引っかかっているような感じは有ったものの、なんとかカーボンブラシを取り外す。一度動いてしまえば簡単に外れる。
思っていたよりカーボンブラシが残っていて、これならもう10万キロぐらいは使えそうな感じ?

故障の原因は、カーボンブラシの消耗ではなく、カーボンブラシとブラシホルダーの間に削りカス等がたまりカーボンブラシが固着して動かなくなっていただけのようで、修理というより掃除?

もしブラシ交換をするのならば、本体を分解するのではなく金色の端子を留めている爪を起こしてプチ知恵の輪状態で外す方向かと。材質的に加工硬化で爪が折れそうだけど1回ぐらいは外して戻すことが出来るかもしれない?

分解して掃除しただけであっさり治ってしまった事もあり、ライフのブロアファンは1日半ぐらい使っただけで、すぐに純正ブロアファンに戻してしまう。

思いつきで2つも修理してライフ用は不良在庫になる。あとでミニのヒーターユニット改造にでも使う???

2022年10月18日火曜日

EK9シビックのブロアファンからの異音修理

ブロアファンの電源を入れると、ファン一回転で一回ぐらいの感じでカサッツっと、なんかファンに絡まったホコリでも周りに当たっているんじゃないかという音がし出す。
ネジ3本と、カプラー外せば取れたような?


ソケット、マイナスドライバー、トルクスの3種類の工具に対応している変な頭のタッピングビスで留まってました。変なの。

ファンを取り外したところで原因判明。23年分の葉っぱとか草とかが溜まっていてはみ出したものが周囲に当たって異音が出ていただけだたみたい。

ついでなのでクルマ側も確認したけど汚れの付着は見られるものの異物等は無さげなので、雑巾がけして元に戻す

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