2016年4月9日土曜日

EK9シビックタイプRのトリップメーターリセット不良修理

数年前に、移動距離を測ろうと走行中にリセットボタンを押してしまい、それ以来?トリップのリセットがご機嫌斜めで何度も連打しないとリセットできなくなる。
あまり使わないので、調子の悪いまま放置していたのですが久しぶりにリセットしようとして連打しまくっても中途半端にしか動かずブチ切れメーターを外して、修理できないかな~と、ようやくやる気になる?

純正メーターは、新車購入早々メーターの周りのカーボン調水転写柄がチラチラしてウザったく艶消し黒で塗装した際にバラシすのに取り外ししたなと。

使った工具はプラスドライバー1本だけで、すぐにメーターユニットまでたどり着く

単体で動作を見ても動きが悪い原因が不明。

走行中にリセットしたせいで、爪が折れたりして壊れてんのかな~と、リセット機構の構造知らんしと、ドラムとカンチレバーを取り外す。

とりあえず、曲がったり、折れたりしている部品もなく、走行中にリセットしたせいで調子が悪くなったわけではないというのは判明。

部品が壊れているわけでもないのに?トリップがリセットできない意味が不明・・・。

更に構造を確認すると、数字ドラム側のカンチレバー当り面がカム形状になっていて、カンチレバーがカムを押すことでドラムが回転し、カムの一番低いところでドラムが止まる感じ。他のものに例えるならエンジンのカムとロッカーアームと逆の関係で、ロッカーアームでカム山を押してカムを回す、的な?

トリップのリセット動作不良の原因を探ったところ、カムとカンチレバーの接触面の摩擦が大きくなって回り辛くなったというのが原因の模様?

ドラムをばらして磨けば動きは良くなると思うけど、ドラムをばらすには圧入されたリングを外す必要があり下手に外そうとしてシャフトを曲げたり?折ったり?再起不能にしそうなので最後の手段?ってか、そここまでやるならこのまま戻すw

で、ドラム軸や、カムの当り面にグリス塗布すれば摩擦が減らせそうだけど、もともと油を塗る設計になっていないところに、17年物の樹脂なので、下手なモンを塗ったりすると簡単に膨潤して割れたりする可能性が高いので難しいのですが、悩んだ挙句、樹脂ギヤに使えそうなタミヤのミニ四駆用テフロングリスが転がっていたので、試しに極少量付け動作確認すると、予想通りスムーズに動くようになる。要、経過確認?

トリップを分解前の値に戻して、組み立てる。

まとめの写真でメーターの構造を理解するために回した分のオドメーターが進んでいるのに気が付いたけど、またメーターを外してメーター巻き戻すのはメンドクサイからそのまま。どうせ動かなくなるまで乗ることになりそうだから走行距離なんて関係ないし。

メーターの動作確認がてら温泉まで行ってくる。

で、トリップリセットするのが楽しくなりリセットしまくっていたので、わざわざ組み立てる前のトリップに合わせた意味なかった (^^;


なぜかメーター修理が続くな~
先日は、古いいすゞあたりの旧車に付いていたというYAZAKI製の水温計なんていうのを知り合いに押し付けられ、そもそもYAZAKIがメーター作っていたなんて誰も知らない、情報なんもねぇーって、修理する羽目になったし・・・。ま、動かなかった原因はニクロム線のハンダ外れによる断線だったのだけど、激細のニクロム線なんてハンダ付くわけないじゃん。(ニクロム線の接続は、カシメやネジ固定が多い)
(マリン系向けにYAZAKI製の後付けメーターがあるようです。)

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