2011年3月13日日曜日

EK9 CIVICタイプR用の診断カプラー接続タイプ追加メーター テクトムCMX-100H1

追加メーターとして、とっくの昔に絶版になった
 テクトムCMX-100 H1
という診断カプラー接続タイプの追加メーターを取り付けしています。

テクトムCMX-100 H1 TECTOM CMX100 H1

かなり小型のデジタルメーターですが、PGM-FI ECUの診断カプラーに接続するだけで、
 spd 車速(km/h)
 igt 点火時期(deg)
 utp エンジン水温(℃)
 itp 吸入空気温度(℃)
 prs 絶対吸入管圧力(mmHg)
 bat バッテリ電圧(V)
 rpn エンジン回転数(rpm)
を切り替えて表示出来ます。ECUが使用してる信号を表示するので、追加のセンサー取付作業が不要なのが良いところ。

ただし、かなり昔に販売終了しており、今販売中のホンダ車用CX-100は末尾にH2と付くOBD2カプラーに接続するタイプしかラインアップされておらず、互換性も無く、入手も出来ないですけど。

CMX-100 H1の配線接続は、助手席足元の旧診断カプラーという、緑のゴムに嵌っている青色の090カプラーに繋ぐだけなので簡単です。

TECTOM CMX-100接続診断カプラー


取付は、小型なので両面テープでダッシュボード上に貼り付けました。意外と線が太いので取り回しが難しいカモ?



参考
日本向けホンダ車の診断カプラーがOBD2タイプのものに切り替わったのは2001年式以降にフルモデルチェンジしたクルマからで、シビックに当てはめると7代目の7thCIVICのEU系,EP3から。ついでにインテグラはDC5から。(ただし、EP3,DC5もCANは無くK-LINEのみ)
(ついでに、EP3、DC5はカプラーはOBD2なもののCAN通信は持っておらずJB1/JB2ライフと一緒のようなので最近のCAN OBD2対応機器とは繋がらないと思われる。CAN対応のOBD2になったのは、FD2,FN2のSeeBigから。そもそもCAN OBD / J-OBD自体が施行されたのが2008年10月以降の新型車からだし。)

というわけでCIVICのEK9、EK4、EG6や、インテグラDC2、DB8は、OBD2なんていうものは付いておらずホンダ独自規格の3pinの090コネクターが付いた旧タイプ診断カプラーになり、OBD2とは互換性が全くありません。

またOBD2コネクター自体も、CAN、K-Line、SAE-1850等の複数の通信形式を統合したコネクターで、更に空きピンを使いメーカー独自の通信ラインを設けたりしている場合もあったり、どの通信を使っているかはメーカー次第なので、単純にOBD2対応機器だからと、OBD2カプラーがあるクルマに繋いでも使えない場合もあるようです?

OBD2カプラーを使ったCMX-100でも、ホンダ用と、日産用が別れていたり、OBD2対応のホンダ車でもCMX-100 H2が使えない場合もあるようです。


追記

周りに居なかったので知らなかったのですが、EK系のCIVICでもEK3の一部(たぶん、GF-EK3後期の3ステージVTECじゃないやつ??? どこぞのマニュアルはゴッチャに書いて有って解読メンドクサイ~ので解読挫折したので間違っててもシラン。)は、16ピンのOBD2カプラーが付いているようです???
EK9新車購入時に同時購入したホンダの純正サービスマニュアル(60S0327,A23009907Y)を調べたところ・・・。
GF-EK3 OBD配線図

ただしコネクターが16ピンのOBD2カプラーなだけで、基本的に3pinと同じ旧式のK-LINE通信しか持っていないので、OBD2対応機器でも動かないものが多いのじゃないかと???
また上記の配線図から妄想するにつけピンアサインは、JB1/JB2 Lifeと一緒のようだ。

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