2024年7月16日火曜日
EK9 シビックタイプRのリアハブベアリングの交換(224,292km)
リアハブベアリング自体は去年後輪付近から異音が出るようになり修理した際、結局ブレーキキャリパーのスライドピン固着と分かり、ハブベアリングは購入していたものの、、、ガタも音も出ていないしと交換しなかったなんていう事がありパーツは持っていたんだけど・・・
リアブレーキまで分解していて部品有ったのならば追加でネジ5本外すだけなんだから交換しておけ!?だけど・・・
42200-S03-C51
ベアリングASSY. リヤーハブユニツト これは5穴PCD114.3ABS付用のパルサーリング付きのリアハブベアリングになります
ちなみに、ABSなしの場合の部品番号は 42200-S03-C01 になりますが部品の統廃合でABS有無に関わらず42200-S03-C51を使うしか有りません
センターナット(90305-692-010 ナット,スピンドル 22MM)の交換も必要
センターナットを取り外すには32mmのソケットが必要で、締め付けは18.5kg・m
右旋回で異音が出るということは左のリアハブベアリングが怪しい?と、分解 20万キロ以上無交換ですが、ジャッキアップしてタイヤをゆすってもガタが分かるレベルではないし、グリス切れ?
タイヤを蹴飛ばしても分かるようなガタが出ているわけではないのでグリスを注入できれば治せそうそうだけど、非分解でグリスを注入できる構造ではないのでアッセンブリ交換が必要
左側の作業が終わり、右側を分解しようとしたところブレーキキャリパーサポートの固定ネジやら、ローター固定の皿ネジやら、センターナットやらネジが固くてなかなか緩まず泣く
左側この辺は、昔々脇道から出るときに内側の縁石にトレーリングアームを引っ掛け曲げてしまい交換しているから分解しているけど、右側って一度も分解したことがなかったから、25年近く分解していないからセンターナットのメッキが六価クロムで工場作業時のトルクチェックのマーキングまで残ったまんま
外したハブベアリング
左側についていたハブベアリングの方がガタが大きい感じでした
作業後ブレーキを何度か踏んでパッドをローターに接触させて、ブレーキフィールや異音が出ていないか確認しながら、徐行で動かす
少し動いた瞬間から後部が静かで、今までタイヤのロードノイズだと思っていた騒音はハブベアリングのグリス切れが原因だったっぽい? 防音材の付いていない車しか所有したことがないからロードノイズに関しては鈍感なんですよね~
右側のハブ周りは外したことが無かったのでブレーキローター固定の皿ネジが固着して取れずドリルで削りとったので無いまま1週間???
ホームセンターで代わりのM6皿ネジを購入してきて取り付け
2023年4月1日土曜日
EK9 CIVIC TYPE-Rの夏タイヤへの交換と、異音の出ているリアサス周りの点検(209461km)
最初は20分に1回ぐらい異音が出ては1,2分で消える状態で、後ろで回転系の音が出るとするとハブ周り、ブレーキパッド、燃料ポンプあたり? 音が出ている最中にブレーキを踏んで減速しても音が変わら無い感じなので、タイヤ関連ではなく燃料ポンプ???と思いかけるも、シャー、シャーとか、ジャー、ジャー とか音の質が変わり、大きくなり、頻度、時間が増えてくる。
次の日には走り始めから異音が出るようになり、音が大きくなったおかげで、右側から聞こえる音が大きく感じ、減速では音が変わらないけど、停車すると音が止まる。音が出ているときに軽くGをかけた左旋回をする(右の車輪に力をかける)としばらく音が止まる。右のリアハブ逝ったか~。
でも、ハブだったら荷重がかかった時に音が大きくなるハズだから???よくワカラン!!
異音の原因点検
どうせリア二輪のタイヤを外すし、ジャッキ、インパクトレンチ、トルクレンチ諸々を使うから、いつもはGW頃にしている夏タイヤへの交換もついでに終わらせる 作業の都合上サイドブレーキをかけられないので前後に動かないように前輪に輪留めを入れてから、右リアをジャッキアップしてから点検。
タイヤをゆすりハブにガタが出ているかと確認するも大丈夫なような?ブレーキの引きずり酷いかも?
万が一ジャッキが外れても止まるように外したタイヤを車体の下に入れる。点検をすすめると、内側のブレーキパッドが片減りが発覚。ブレーキパッドに付いているウェアインジケータがローターに接触して異音が出ていた???でも、違う音の気がしなくもない。 キャリパーのスライドピンが固着していそうだ。
スタッドレスタイヤへの交換時にブレーキローターの状態からなんとなく、そんな気はしていたものの、あとでいいやと???
ウェアインジケーターまでは1mmぐらいあり、ウェアインジケーターからの異音では無さそうだ
キャリパー下側のスライドピンが固着
ブーツ隙間から潤滑剤吹いて、メガネレンチで回してみるもちょっと回る程度で抜ける気配がなく、インパクトレンチで回しながらピンを押してやることでなんとか引き抜く。
ブーツが平気だったこともあり思ったより程度は悪くなく、グリスの揮発分が飛んでくっついた感じ?スライドピンは、磨けば再使用できそう。 ま、昔乗っていたCAミラージュサイボーグなんて、数万キロしか走っていないのにブーツはボロボロで、苦労してスライドピンを外したら破れたブーツから水が入ったのかスライドピンは赤さび固着で虫食いまくりでやせ細り・・・。なんていう事があったのに比べたら・・・。
穴側は嵌め合い精度H7級の10mmリーマーで加工してやる。
入り口2cmぐらいはリーマーを回すのがちょっと固かったけど奥の方はスルスルで、刃に付いていたのは加工油を除けばグリスだったモノのカス?黒さび?少々。 でも上側の穴を加工したら入口1cmぐらいは抵抗が大きくゴリゴリ削っている感が有ると思っていたら切子が出てきて???奥の方はスルスルだったんだけど、穴径の設定は10mmより小さいのか?
ピン径を測ったら外径が9.6mmとか9.7mmとかで摩耗影響もありそうですが、リーマーに付いた切子と、ピン径から推測するに、穴の内径は9.8mmとか9.9mmとかカモ?10mmのH7リーマーで加工したら隙間過多でガタガタ? ブレーキ周りはピストン径がインチだったりする事から穴径もインチのだったら25/64インチ(9.92mm)の可能性が有りそうだ。
キャリパーは欠品でも、スライドピンは入手できるようなので交換しておいた方が良さげ?
スライドピン穴を洗浄してグリスを注入
残りの少ないブレーキパッドは一か月以内に交換するとして、注文しておく。
元に戻す。引きずりがなくなってよく回る~。 左側は問題なさそうだったので、ブレーキパッドの交換時にスライドピンのグリスを入れ替え等のメンテナンスをする事にする。
これで異音がどうなるか?最悪ハブ交換?部品あるのか?ってか、そろそろ交換しておかないと異音が出た時には部品が無い!?なんてことになる悪寒?
ブレーキメンテ後に必ずやる事!!
動かす前に、ブレーキを何度か踏んでピストンを出してやり、リアなのでサードブレーキも何度か動かして自動調整を動かしてやる。その後、徐行でブレーキフィール、異音の確認走行。
昔々、ブレーキパッド交換後にこの作業をやらずにピストンが引っ込んだ状態のまま走り出して公道上でブレーキペダルを踏み込んだところでブレーキが利かない!!と、パニックになり国道沿いにあった中古車屋に突っ込み数台を廃車にしたなんていう、自動車整備士とかいう国家資格だっけ?を持っている、ちょっと遠い知り合いがいたという事を思い出す。人のクルマいじって金もらうことは無いから資格とらなくてもいいやと。
異音とフィーリングを確認しながら、数キロ離れたホームセンターまで買い物に行った異音が収まってしまう。ブレーキ引きずりによる異音だった?不明。
2019年6月15日土曜日
EK9シビックTYPE-RのダンパーをEK4用のKYB SR SPECIAL に交換する
交換するダンパーはノーマル相当でいいのだけれども、純正は高価で、そもそも20年近く前の車の部品の在庫が有るか不明。中華な車高調なんて大陸からの送料込みでも一台分3万前後から有るのだけれども、固くしたいわけじゃない。
今普通に手に入るノーマル形状のダンパーは、カヤバのNEW SR Specialぐらいだけど、EK4用しかなく・・・。記憶が正しければEK4とEK9では車高が15mm違うから車高が上がったりしない?と、調べたら車高の違いはバネの違いのようだし、EK4もEK9も基本諸元は大きく違わないのでセッティング的にも大外れすることはないでしょ?と、他の候補も無いし、昔々EP71に乗っていた時にKYB SRに交換していい感じだったし。
NSF9412 フロント
NSF9014 リア



実際の交換作業は今年の2月上旬だったのですが、久々の肉体労働な作業に疲れて・・・。写真も多いし・・・。と、放ったらかし・・・。気がついたら4ヶ月経過していた (^^;
古いフロンドダンパーを外します。ほったらかし過ぎていて汚い (^^;



錆びてんな~。
大半は、冬の帰省の塩カルのせい???
ダンパーシャフトのネジが錆びていて、真ん中の六角穴に六角レンチを入れても簡単に舐めそうだし、これだけ錆びるとWERAの六角レンチでもアウトな気しかせず、ナットが緩むのか?コレ!!

結局、スプリングコンプレッサーでバネを軽く縮めた状態で、六角穴は早々に諦め、インパクトレンチでナットを全開で回し無理やり緩めてバラす。六角穴は錆びると使い物にならなくなるのでやめてほしい。

バラしたところ、バンプストップラバーの残骸がパラパラと・・・。
新品のバンプストップ(51722-SS0-004 ラバー,フロントバンプストッパー)と比べると、ポロポロで形は原型を留めず、色まで変わってる?

ダンパーロッドのブッシュ(51631-SL0-901 ラバー,ダンパーマウンティング)は交換しなくても大丈夫そうだけど、購入しちゃったので交換する。

ダンパーの外観。

シビックの純正ダンパーは、ショーワ製なんこともあって、KYBとは形状が違うのがわかるかなと
ブッシュの位置を間違えない用に組み立てる。


完成。

純正のダンパーロッドの穴は六角穴でしたが、KYBのダンパーロッドはスパナがかけられるようになっていて親切だ。
リヤの作業に入る。
ダンパーのロアボルトを緩めていたら固くて緩まず (T_T)
折れる orz

錆びまくり。その上、残ったボルトがロアアームに引っかかり取れないという泥沼にハマる。
普通のM10ボルトと違いピッチが細かいので、ホームセンターで暫定の代替えボルトを手に入れるわけにもいかないしな~。
不幸中の幸い?ナットはダンパー側で、古いダンパー要らないし、ダンパーの下側に切込み入れて、曲げて、開いて無理やり外す。

リアのダンパーのバンプストップもフロント程ではないものの、劣化でポロポロ、変色。

新品のバンプストップを購入していたのだけれども、リアだけは黒いゴム製のものがダンパーに付属(下図の右)、ダストブーツに金属カラーが入っていてエンドのワッシャーも要らないようだ。

最後は、自転車で折れたボルトを注文しに行く羽目になったりで、体がクタクタに・・・。
苦労したかいあって効果はあり、今まで怖かったところも不安なく走れるようになり普通の車に戻った。もっと早くやっておけばよかったな~。と。
純正との違いは???新車のフィーリンなんて20年近く前の話なので覚えてない。
サスアームのブッシュのヘタリが気になったけど、ブッシュ交換自体はいいとしても、新車から触ってないボルト類が外せなくて嵌りそうな予感しかしない。
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2011年3月17日木曜日
EK9シビック TYPE-Rのトレーリングアーム交換
CIVIC TYPE-Rで、買い物に出た帰りに、脇道から大通りに出るところで左後輪を縁石に乗り上げてしまいました。”止まれ”からのゼロ発進で、徐行だったので速度は低かったものの、嫌な感触が・・・。
タイヤの端が乗り上げたようで、縁石には痕跡すら無し、クルマも擦り傷すら無し。
でもよく見ると左リアが、なんとなくトーアウト(T_T)
低速で走ってみると、ハンドルも左に振れているのでトレーリングアームが曲がり左リアのアライメントが狂ったっぽい?
更に確認するとボディ側は平気そうなので、ナックルアーム(トレーリングアーム)が曲がった?
逆に言うと、ある程度の入力まではナックルアームが先に曲がる事で、修理の大変なボディ側を守っているようだ
シビックのリアトレーリングアームはトー調整が可能なので、トレーリングアームの変形量次第ではハンドルセンターは元に戻るようにリアトー調整で誤魔化せない事も無いのですが、これだけハンドルセンターがずれているとキャンバーも怪しく、タイヤが偏摩耗したり、限界挙動が怪しくなったりしかねないので、トレーリングアームの交換を決めました。 orz
リアナックル(リアトレーリングアーム)を購入
調べるとナックルアームはEK9用だけでも、ABS有り・無しで、2種類有るようです。EK系(ミラクルシビック)用だと、グレード違い等で何種類かあるので中古部品を買うときは注意しないと合わない可能性が?
オイラのCIVICは、後期型のコンフォートパッケージなので、ABS付きになります。
今回のリアのアライメントが狂った修理のために、左のリアトレーリングアームと、スピンドルナットを購入しましたが、合わせて2.2万円近い不意の出費になってしまいました。 (T_T)
工賃入れたらいくらになるんだろう?ま、自分でやるからシランケド
EK9シビックのリアナックル(リアトレーリングアーム)を交換
足回りの作業はかなりの力がかかるので、確実にウマに乗せて、この場合は更にギアをリバースに入れ、前輪に輪留めを入れました。クルマの下敷きになって押しつぶされて死にたくないデス。
センターキャップを外して、スピンドルナットを緩めます。
プロは強力なインパクトレンチで緩めてしまうようですが、スピナーハンドルぐらいでは簡単には緩みません。と書きながらカシメを起こして、32mmのコマとスピナーハンドルで緩めましたケド。
ブレーキキャリパー、サイドブレーキ、ABSセンサー、ブレーキローター等々を外して、ようやく左リアのナックルアーム(トレーリングアーム)が外れました。
車体に付いていたトレーリングアームや、ボルト類、車体側はあちらこちらに錆びが出ていました。
錆の原因は、融雪剤のせいのようです。東北・北陸から戻った後は下回りに必ずスチームをかけ洗車していたんですがそれでも下回りに錆が (T_T)
車体側に付いていたパーツの錆の出ている場所を参考に錆止め塗装をしました。絶対塗装が付くとまずい部分はマスキングをしています。
塗装が乾いたら、部品を元に戻していきます。スピンドルナットは、新品に交換して規定トルクの18.5kg・mで締めて、カシメます。と書きながら18.5kg・mなんて高トルクのトルクレンチなんて持ってないのでスピナーハンドルの23cmぐらいの位置に約80kgの荷重?体重?をかけて締めました。
それだけでは不安なのでハブを手で回しハブベアリング予圧を確認したら問題なかったので、ナットの周り止めをカシメました。
スピンドルナットは締めすぎると加速抵抗増加や、転がり抵抗増加による燃費の悪化、ハブベアリングの寿命が短くなったり、異常発熱したり、かと言って緩いとガタになり、ハブベアリングの寿命が短くなったり、ブレーキディスクの倒れの原因になるので規定トルクは守らないとトラブルの元になります。
最後に、ボルトの締め忘れ、余ったボルトや部品が無いか確認して部品交換作業は終了です。
リアのトー調整は、とりあえず元の固定跡でトレーリングアームを仮決め。
これで大幅にハンドルのセンターがずれていたら・・・!?フレームが曲がっているという事!?
ま、トーが目視左右対称なので、確認含め試走確認。
挙動も、ハンドルセンターも元に戻ったのでトレーリングアームが曲がっただけで済んだようです。
最初、ハンドルのセンターが狂ったときはアライメントテスターにかけないとダメかと思っていたけど、アライメント調整必要無さそうなので省略。
どうせEK9 CIVICは純正のままではトーしか調整出来ないし。