2019年6月15日土曜日

EK9シビックTYPE-RのダンパーをEK4用のKYB SR SPECIAL に交換する

一頃、車高調整式のダンパーを付けていたりしたものの、いつぞやの冬にノーマルに戻してそのまま17万キロを超え。ノーマルダンパーも15万キロ弱は酷使したせいか路面の荒れた新四号線を流れに乗る程度の速度で走っただけで落ち着きがなく怖いのでダンパーを交換しようと考える。

交換するダンパーはノーマル相当でいいのだけれども、純正は高価で、そもそも20年近く前の車の部品の在庫が有るか不明。中華な車高調なんて大陸からの送料込みでも一台分3万前後から有るのだけれども、固くしたいわけじゃない。
今普通に手に入るノーマル形状のダンパーは、カヤバのNEW SR Specialぐらいだけど、EK4用しかなく・・・。記憶が正しければEK4とEK9では車高が15mm違うから車高が上がったりしない?と、調べたら車高の違いはバネの違いのようだし、EK4もEK9も基本諸元は大きく違わないのでセッティング的にも大外れすることはないでしょ?と、他の候補も無いし、昔々EP71に乗っていた時にKYB SRに交換していい感じだったし。

NSF9412 フロント
NSF9014 リア





実際の交換作業は今年の2月上旬だったのですが、久々の肉体労働な作業に疲れて・・・。写真も多いし・・・。と、放ったらかし・・・。気がついたら4ヶ月経過していた (^^;

古いフロンドダンパーを外します。ほったらかし過ぎていて汚い (^^;

錆びてんな~。
大半は、冬の帰省の塩カルのせい???

ダンパーシャフトのネジが錆びていて、真ん中の六角穴に六角レンチを入れても簡単に舐めそうだし、これだけ錆びるとWERAの六角レンチでもアウトな気しかせず、ナットが緩むのか?コレ!!


結局、スプリングコンプレッサーでバネを軽く縮めた状態で、六角穴は早々に諦め、インパクトレンチでナットを全開で回し無理やり緩めてバラす。六角穴は錆びると使い物にならなくなるのでやめてほしい。

バラしたところ、バンプストップラバーの残骸がパラパラと・・・。

新品のバンプストップ(51722-SS0-004 ラバー,フロントバンプストッパー)と比べると、ポロポロで形は原型を留めず、色まで変わってる?


ダンパーロッドのブッシュ(51631-SL0-901 ラバー,ダンパーマウンティング)は交換しなくても大丈夫そうだけど、購入しちゃったので交換する。


ダンパーの外観。

シビックの純正ダンパーは、ショーワ製なんこともあって、KYBとは形状が違うのがわかるかなと

ブッシュの位置を間違えない用に組み立てる。


完成。

純正のダンパーロッドの穴は六角穴でしたが、KYBのダンパーロッドはスパナがかけられるようになっていて親切だ。


リヤの作業に入る。
ダンパーのロアボルトを緩めていたら固くて緩まず (T_T)

折れる orz

錆びまくり。その上、残ったボルトがロアアームに引っかかり取れないという泥沼にハマる。
普通のM10ボルトと違いピッチが細かいので、ホームセンターで暫定の代替えボルトを手に入れるわけにもいかないしな~。

不幸中の幸い?ナットはダンパー側で、古いダンパー要らないし、ダンパーの下側に切込み入れて、曲げて、開いて無理やり外す。


リアのダンパーのバンプストップもフロント程ではないものの、劣化でポロポロ、変色。


新品のバンプストップを購入していたのだけれども、リアだけは黒いゴム製のものがダンパーに付属(下図の右)、ダストブーツに金属カラーが入っていてエンドのワッシャーも要らないようだ。


最後は、自転車で折れたボルトを注文しに行く羽目になったりで、体がクタクタに・・・。


苦労したかいあって効果はあり、今まで怖かったところも不安なく走れるようになり普通の車に戻った。もっと早くやっておけばよかったな~。と。
純正との違いは???新車のフィーリンなんて20年近く前の話なので覚えてない。

サスアームのブッシュのヘタリが気になったけど、ブッシュ交換自体はいいとしても、新車から触ってないボルト類が外せなくて嵌りそうな予感しかしない。



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