2023年4月1日土曜日

EK9 CIVIC TYPE-Rの夏タイヤへの交換と、異音の出ているリアサス周りの点検(209461km)

キュルッ、キュルッ・・・とか、キャッツ、キャッツ・・・感じの回転系の異音が車体後方からし始める。
最初は20分に1回ぐらい異音が出ては1,2分で消える状態で、後ろで回転系の音が出るとするとハブ周り、ブレーキパッド、燃料ポンプあたり? 音が出ている最中にブレーキを踏んで減速しても音が変わら無い感じなので、タイヤ関連ではなく燃料ポンプ???と思いかけるも、シャー、シャーとか、ジャー、ジャー とか音の質が変わり、大きくなり、頻度、時間が増えてくる。

次の日には走り始めから異音が出るようになり、音が大きくなったおかげで、右側から聞こえる音が大きく感じ、減速では音が変わらないけど、停車すると音が止まる。音が出ているときに軽くGをかけた左旋回をする(右の車輪に力をかける)としばらく音が止まる。右のリアハブ逝ったか~。
でも、ハブだったら荷重がかかった時に音が大きくなるハズだから???よくワカラン!!


異音の原因点検
どうせリア二輪のタイヤを外すし、ジャッキ、インパクトレンチ、トルクレンチ諸々を使うから、いつもはGW頃にしている夏タイヤへの交換もついでに終わらせる
EK9 タイヤ交換
作業の都合上サイドブレーキをかけられないので前後に動かないように前輪に輪留めを入れてから、右リアをジャッキアップしてから点検。
タイヤをゆすりハブにガタが出ているかと確認するも大丈夫なような?ブレーキの引きずり酷いかも?

万が一ジャッキが外れても止まるように外したタイヤを車体の下に入れる。点検をすすめると、内側のブレーキパッドが片減りが発覚。ブレーキパッドに付いているウェアインジケータがローターに接触して異音が出ていた???でも、違う音の気がしなくもない。
EK9 ブレーキパッド片減り
CIVIC ブレーキパッド片減り
キャリパーのスライドピンが固着していそうだ。
スタッドレスタイヤへの交換時にブレーキローターの状態からなんとなく、そんな気はしていたものの、あとでいいやと???
ウェアインジケーターまでは1mmぐらいあり、ウェアインジケーターからの異音では無さそうだ
ブレーキパッド ウェアインジケーター

キャリパー下側のスライドピンが固着
EK9 リアブレーキメンテナンス

ブーツ隙間から潤滑剤吹いて、メガネレンチで回してみるもちょっと回る程度で抜ける気配がなく、インパクトレンチで回しながらピンを押してやることでなんとか引き抜く。
ブーツが平気だったこともあり思ったより程度は悪くなく、グリスの揮発分が飛んでくっついた感じ?スライドピンは、磨けば再使用できそう。
EK9 リアブレーキキャリパー スライドピン
ま、昔乗っていたCAミラージュサイボーグなんて、数万キロしか走っていないのにブーツはボロボロで、苦労してスライドピンを外したら破れたブーツから水が入ったのかスライドピンは赤さび固着で虫食いまくりでやせ細り・・・。なんていう事があったのに比べたら・・・。

穴側は嵌め合い精度H7級の10mmリーマーで加工してやる。
ブレーキキャリパースライドピン リーマー加工

入り口2cmぐらいはリーマーを回すのがちょっと固かったけど奥の方はスルスルで、刃に付いていたのは加工油を除けばグリスだったモノのカス?黒さび?少々。
ブレーキキャリパースライドピン リーマー加工後
でも上側の穴を加工したら入口1cmぐらいは抵抗が大きくゴリゴリ削っている感が有ると思っていたら切子が出てきて???奥の方はスルスルだったんだけど、穴径の設定は10mmより小さいのか?
ピン径を測ったら外径が9.6mmとか9.7mmとかで摩耗影響もありそうですが、リーマーに付いた切子と、ピン径から推測するに、穴の内径は9.8mmとか9.9mmとかカモ?10mmのH7リーマーで加工したら隙間過多でガタガタ? ブレーキ周りはピストン径がインチだったりする事から穴径もインチのだったら25/64インチ(9.92mm)の可能性が有りそうだ。
キャリパーは欠品でも、スライドピンは入手できるようなので交換しておいた方が良さげ?

スライドピン穴を洗浄してグリスを注入
ブレーキキャリパー スライドピン穴 グリス注入

残りの少ないブレーキパッドは一か月以内に交換するとして、注文しておく。
元に戻す。引きずりがなくなってよく回る~。
EK9 リアブレーキメンテナンス終了
左側は問題なさそうだったので、ブレーキパッドの交換時にスライドピンのグリスを入れ替え等のメンテナンスをする事にする。
これで異音がどうなるか?最悪ハブ交換?部品あるのか?ってか、そろそろ交換しておかないと異音が出た時には部品が無い!?なんてことになる悪寒?


ブレーキメンテ後に必ずやる事!!
動かす前に、ブレーキを何度か踏んでピストンを出してやり、リアなのでサードブレーキも何度か動かして自動調整を動かしてやる。その後、徐行でブレーキフィール、異音の確認走行。

昔々、ブレーキパッド交換後にこの作業をやらずにピストンが引っ込んだ状態のまま走り出して公道上でブレーキペダルを踏み込んだところでブレーキが利かない!!と、パニックになり国道沿いにあった中古車屋に突っ込み数台を廃車にしたなんていう、自動車整備士とかいう国家資格だっけ?を持っている、ちょっと遠い知り合いがいたという事を思い出す。人のクルマいじって金もらうことは無いから資格とらなくてもいいやと。



異音とフィーリングを確認しながら、数キロ離れたホームセンターまで買い物に行った異音が収まってしまう。ブレーキ引きずりによる異音だった?不明。

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