主原因が分かり完治までアレヤコレヤで半年ぐらいかかったシビックの温間再始動不良修理の一環で燃圧を計測したことが有り、アイドリング時の燃圧が既定値より2割ぐらい落ちている事が分かっていて、約24年21万キロ無交換だから性能劣化していても不思議はないのだけれども、純正のフューエルプレッシャーレギレーター( 16740-PCT-003 )はとっくに欠品で交換出来ず、他車の部品を流用しようにも最近の車のプレッシャーレギレータは燃料ポンプ傍に付いているものが多くて流用できそうなものが???で、社外品の調整式まではいらないしな〜、と。
調べた範囲ではS2000用か初代NSX用ならば燃圧等の仕様が同じようで未だホンダ純正の正規部品が手に入るようだ(2023年4月現在)
ただし、部品番号からWEB検索で表示される写真で確認する限り、どちらも一長一短があり、NSX用( 16740-PCT-003 )は取付は同じようだけどリターン配管の形状が悩ましく、S2000用( 16740-PCX-003 )は配管は小改修でいけそうだけど取付穴位置が違い・・・・・・。
悩んでS2000用のフューエルプレッシャーレギレーターを選択。
燃圧が変わるはずなので、ECUも再学習が必要になるから作業開始前にPGM-FIのヒューズを抜いておく。
純正のフューエルプレッシャーレギレータ
フューエルプレッシャーレギュレーターを取外す際に燃料残圧でガソリンが吹き出し危険だから、残圧抜きと冷却で長時間放置出来る週末に2日ちょっと放置後に作業。おかげでガソリンはほとんど出て来ず。
左がS2000用、右がEK9用
固定穴の位置は違うわ、負圧配管の向きも違えば、リターンパイプも短い・・・・・・。違いすぎて誰も流用しようなんて事は考えない!?
取り付け穴の違いは変換アダプターを作成することで辻褄を合わせる。
負圧配管の配策が、タワーバーに近いので要調整。あとで汎用のチューブを購入してきて改修することにする。
フューエルプレッシャーレギレータから出ているリターンパイプが短いせいで、リターンホースが届かず。ちょっと引っ張り固定位置をずらして誤魔化す。
フューエルプレッシャーレギレータの交換終了
作業開始前に抜いたヒューズを元に戻し、IGオンで燃料ポンプを動かして燃圧をかけた状態で燃料漏れが無いかを確認してから、エンジン始動。温まりアイドリングが安定するまで、異常が無いかを確認して作業終了。
エンジンのかかりが悪くなったらフューエルプレッシャーレギレータを交換してみると改善することが有るというウワサ通りエンジンのかかりが良くなる。
IGをONにして、リレーの音が2回した後にセルを回すと、今まではキャッツ、キャッツ、キャッツ、キャッツ、キャッツ、ブオーン~だったものが、キャッツ、キャッツ、ブオーン~ぐらいになる。
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