エア抜きが必要になりそうだったので
AP ブレーキブリーダーホース
購入してみる。
ワンウェイバルブ的な事を書いているのを見たのですが、こいつのブレーキフルードの逆流防止構造は、ワンウェイバルブはなく、ツーウェイバルブです。
逆流防止弁の機構的を見ると、黒いホースを外した所に横穴が空いているのが分かるかと。
ホースの弾性を利用し逆流防止弁機構としているのでホース端から圧力をかければ流れますが、ホース端から負圧で引いても流れません(ホースが膨れないから)。
・透明ホース側から圧がかかれば、黒いホースがブレーキフルードに押されて膨らみ、膨らみが樹脂部品の先端に達したところで黒いホース側にフルードが流れる。
・黒いホース側から圧がかかれば、ブレーキフルードで黒いホースが膨らみ、膨らみが樹脂部品の横穴の所まで達すると透明なホース側にフルードが流れる。
ブレーキのエア抜きのような使い方では、両側から高圧がかかるような事は無いため逆流しないから、ワンウェイバルブでは無いケド、逆流防止部弁の役割になる。
とりあえず水と注射器で試した限りでは、黒いホース側から注射器で水を押し込んだ時の方が低い力で水が流れたので、キャリパーのブリーダーバルブに繋ぐとしたら黒い方?
エアが見える透明なホースがキャリパー側だろ!!と、透明な方?
自転車のタイヤの空気バルブによく使われている英式バルブの虫ゴムと同じ構造なので、虫ゴムと同じと考えれば、透明な方から送るのが正解?
とか言いつつ、エアが抜作業が出来れば、どっちでもいいかと?
ま、穴を先端側に追加する事で多少は動作圧力を下げる事も出来そうです?
(縦穴が深いので先端カットすると、縦穴が貫通しゴミになります。)
実験時、水では弁機構が機能したのですが、同じ注射器で空気を送ると圧が上がらないのか?流れませんでした。
というわけで、少量のエア咬みのエア抜きには使えますが、ブレーキホースやキャリパー等の交換直後に配管内が殆ど空気しかないような状態で接続しても注射器実験と同じで簡単には流れないので、使えないと思います。(実用したら、先端ギリギリ手前ぐらいの位置に穴をあけてちょうど良いかな〜)
大量にエアが噛んでいる場合は、ただのホースでフルードを流し、ある程度エアが抜けたところから使うツールじゃね???
ま、大量にエアが噛んでいたり、フルードがスッカラカンの場合のエア抜きのやり方の説明はメンドクサイので省略。プロでもできない人いるんじゃね?レベル。
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