フロントウィンドウの汚れを落としていたら、飛び石と思われる小さな凹みと、2cm幅ぐらいの長さの割れを数個見つける。
場所的に気にならないんだけど、割れが広がると嫌だし、最悪車検も通らなくなる。
20年以上車に乗っている割にはガラスにひびが入った経験がないので、知り合いに相談してみると、
・車両保険で修理。
・ディラーでガラス交換すると10万円?前後とられる。
・DIY補修キットは数千円で売ってるけど??? ウィンドウリペアをプロにお願いすると1万円以上するし、社外品のガラスなら安いので工賃入れても数万円で済むから割れが大きくなるまで放置してリペアに出さずにガラス交換。
・・・。
EK9は盗難率が高いせいか車両保険のランクが高く保険料が高すぎ、どうせ17年目に突入した個体なので補償額を考えると、たとえ盗難で全額出たところで掛け金と天秤にかけると割に合わなすぎ、任意保険は対人・対物無制限にしか入っていないから車両保険修理は無理。
市販のウィンドウリペアキットがどんなもんなのかを調べたら、紫外線硬化樹脂を使っている?ようだったので、手持ちのクラフト用の紫外線硬化樹脂を使いマネごとをしてみたものの粘度が高すぎるようで、硬化後に削ったらポロッと剥がれ orz
溶剤で薄めてみようかと考えたものの、補修キットを調べたら600円ちょっとのものが有ったので試してみることにする。輸入品なので取説は英語です。
作業自体は
・掃除
・溶液を傷に流し
・減圧
・加圧
・溶液を傷に落としフィルムで表面を均し
・固まったら削る
な感じの流れで、取説で重要なのは注射器の使い方と各作業の待ち時間ぐらいかと?
今回の作業で一番難しかったのは、スマホのカメラでガラスにピントを合わせる事でした。
で、あくまでも2cm以下の小傷補修用なので、傷の広がりが遅くなり、目立たなくなれば十分と思い期待しない心が大事 w
他に用意すると便利そうだったのは、キッチンタイマーと、画鋲に、パーツクリーナー、チリ紙少々など。
画鋲で傷を掃除。ゴミを取るというよりは、中途半端な状態の白化している細かいガラスの割れ片部分を落とす感じ?
注射器を固定する台を張り付けるための両面テープを張りつけ、注射器台を固定。
数滴溶液を入れて、注射器で減圧し取説に書いてある時間放置。裏側のサンシェードは樹脂の硬化を遅くするための遮光目的。気休め?
今度は一度注射器を取り外し、加圧し取説に書いてある時間放置。
凹みはそのままですが、表側の割れは目立たなくなった感じ?ガラスの裏側の割れはそのままですが、ガラスの間に入っているフィルムを溶液が透過できないのでしょうがない。
凹みを目立たなくするために凹みに溶液をたらして、付属のフィルムを押し付け放置する。
この状態で1時間以上放置して硬化させないといけないようなので、そのままローバーミニで出かける。朝一で補修を始めて暗くなるまで約12時間放置。付属のカミソリで削り落とす。
一度目の作業では、まだ若干の凹みがあったので、もう一度作業をすることにして、朝会社の駐車場に着いたところで溶液を垂らしフィルムを張り帰りまで放置、樹脂を削り落とす。
その辺に転がってる紫外線LEDを照射して硬化させても良かったんですが、真昼間の太陽の方が強力だし。
最後は油膜取りのキイロビンを使い磨いて終了。
表側はだいぶ目立たなくなりましたが、車内から見た時のガラス裏の割れは目立つようになった気がしなくもない?
600円ちょっとでこれぐらい目立たなくなれば個人的には十分。
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