2015年6月27日土曜日

EK9 CIVICが130℃越えのオーバーヒート状態になる

速度を上げるとエアコンの効きが悪くなる事に気がつく

2000rpm以上回してバイパスを巡行しているとエアコンの効きが悪くなるな〜
と、何気に水温計を見ると振り切れ (*_*)

後付けの水温計を見たら130℃ orz

 オーバーヒートじゃん!!

エアコン切ってもほとんど水温に変化無く。(ラジエターとコンデンサが左右別々に並んでいるから?)
エンジン回転を下げると若干温度は下がるのですが、ニュートラルで惰性アイドリングで転がしても水温の下がりはあまりなく
信号で止まったら、エアコンの効きは徐々に戻ってきたものの、ボンネットに白い煙。

アイドリング停車中は、発熱も少なく、ラジファンが回り水温が下がるはずか、水温は下がる気配がなく・・・。これ水無いヤバいやつだーーー。


結構やばい事象ですが、エンジン自体は異音や不調という感じはないので、水が確保出来そうな駐車場まで転がしてから考える事にする。

オーバーヒートの状態確認と応急処置

オーバーヒートに気が付いた交差点から丁度200m先ぐらいに、公園が有ったのでトイレ近くの駐車場の木陰に滑り込む。
車通りのあるところになんか止まると、渋滞の元になるのはもちろんですが、応急修理どころか、最悪レッカーに救出してもらうにも危険でしかない。

ボンネットを開けたら、ラジエター周りでクーラントが吹いた形跡があり冷却水漏れや、ラジエーターホースの破損はなさげ?レベルゲージを抜いたところオイルに水が混ざっている感じもない。

でも、水温計がHを振り切れて社外の水温計は120℃超を指しているのに、なぜかラジエターファン回っていない。

一応、ラジエターファンと、エアコンのコンデンサファンヒューズを見たけれど切れていないし、ファンが回っていないのはモーターかスイッチの故障?


水汲みに使えるものが無いか探しつつ、ボンネットを開けたままアイドリングしていると、120℃ぐらいまで下がっていた水温が、130℃を超える勢いで上昇しているので、やっぱり水無いかも???
いくらファンが動いていないとは言え、アイドリングでも水温が下がらない事から、オーバーヒート原因はのラジエターファン以外にもありそう?

とりあえず、エンジンが回っていると水温が下がらない事が分かったので、再始動できないかもしれないけどエンジンを止める。
(通常のオーバーヒート時ならばボンネット開けて、アイドリングで冷やすのが基本?のハズ?)

熱湯噴出で、超危険なのはわかっているけど、濡れタオルを押しつけながらラジエターキャップを外したら・・・。
 案の定、蒸気はある程度出たものの、クーラントは吹いてこない
水を足したら500mlのペットボトル4本分の水が入る。2Lというと総クーラント量の半分弱?

しばらく経ち、社外品の水温計が80℃ぐらいを指したところで、ラジエターキャップを付けずにエンジンを再始動してみる。
ラジエターキャップのところからから水がボコボコと流れ出てくる 。

 こりゃ終わってる(T_T)

途中、動かないと思っていたラジエターファンが回りだし、ラジファンorサーモスイッチの壊れていなかったの?

エンジン始動で冷却水が吹き返し、水温があっと言う間に100℃を超えそうになったので、最悪はヘッドガスケット抜け?
そうなると完全に走っちゃ駄目な故障なので、素直にレッカー。


JAFのロードサービスで車屋さんまでレッカーしてもらう

JAFのロードサービスで、いつもの車屋さんに運んでもらう。
JAF会員なので15kmまでは無料で牽引してくれるし。車屋さんを呼ぶと車屋さんのレッカー代が余分にかかるし。

入っていた自動車保険にロードサービスが付いていたんですが、安全のためレッカー車に同乗不可・・・。とか言うので、どうやって帰るんだよ!!って、保険屋メンドクセー

トラブルのあった場所からの距離をスマホの地図で確認したら15kmで、JAF会員の特典距離ギリギリの微妙な距離でしたが、実距離は12.5kmだったので無料範囲内に収まり一安心。
10年ぶりぐらいにJAFを使いました


オーバーヒートの原因確認と修理

車屋さんに着いたところで
 とりあえずサーモスタッドを外して見てみたら?
 サーモスタッドが正常で、エンジンかけてクーラントが吹くなら、ヘッドガスケットかも?
と言われる。

でも、サーモスタッドは3年ぐらい前に純正新品に交換したばっかりだし
B型エンジンのサーモスタッド外しは、大変なのでやりたくないけれど、ヘッドガスケット交換より楽なのでとりあえず、サーモスタッドを見てみる。
案の定、工具は1本のボルトを外すのに3種類ぐらい使い、手は傷だらけ。



外したサーモスタッドを見ると水垢等もついておらずパッと見きれいなんですが、サーモスタッド点検の定番煮込んでみる。


グツグツ煮込んでもピクリともしない。固着しているようです。プロの言ったとおり (^^;

サーモスタッド閉じっぱなし固着がオーバーヒートの原因で間違い無いようです。
よく見るとワックスの入っているハズのハウジングに無数のクラックが入ってる。


3年ぐらい前に新品に交換したばかりのホンダの純正部品なんですが・・・。パーツリストと違う型番の
 19301-PAA-306 サーモスタツトASSY.
を渡され、これに統合されたのでこれしかないようなことを言われたのですが、コストダウン???とか、なんかやった?


サーモスタッドが開かなかったのならば、今回のラジエターファンが回ったり、回らなかったりの理由が理解できそう。
(B型エンジンのサーモスイッチ/ラジファンスイッチはサーモスタッドハウジングに付いているので、サーモスタッドが閉じたままだと温水が流れないのでスイッチが作動しない感じ? 水を足した後に動いたのは足した水が逆流してきて暖められたから動いた感じ?)

サーモスタッド交換後、水温が上がるまでエンジンをかけていましたが冷却水を吹くことも無く、水温コントロールが正常に動いているのが確認できたのでヘッドガスケットは大丈夫のようだ。停車直後の水を足した後に吹いたのは、水を足したことでウォーターポンプが回り、水切れしていたところに水が回りそこで沸騰し、吹いた?的な?


劣化したオイルとクーラントも交換

130℃以上まで水温の上がった時に入っていたオイルなんて使いたくないので、当然オイルも交換。


2L近く水を足し、半分ぐらいに薄まってしまったクーラントも全交換。

水を入れてヒーターバルブ開けた状態でエンジン回してサーモが開いて一通り循環したらエンジン止めて、ラジエター下とブロック側のドレインを外して抜いてを5回ぐらい繰り返し、ほとんど透明になったところでまた抜いて、新しいクーラントを入れる。
(ラジエター下の白いプラスチックのドレインを開けただけでは、クーラントはほとんど抜けません。ブロック側のドレインプラグを外しても3.5Lぐらい? 1L以上ヒーターやなんやらに残っているようです。)

総クーラント量は、5Lぐらいはずですが、ラジエターとブロックのドレインでクーラントを入れても3.5Lしか入らず。
ヒーター周りはクーラントが抜けてこないので、その分?

この際なので、クーラントは青の低キャビテーションタイプのものに交換。

この青いクーラントは、去年からミニクーパーで使っていますが調子がよかったのでついでに入れ替え。価格も普通のクーラントの倍程度。
Dj Matioka Blogという「oqueasmeninaspensam」のドメインを含むBlogは、他人の記事を勝手に丸パクリしてコピペしている屑野郎による検索エンジンSPAMです。
冷却水のエア抜きは、よくわかんないのでやらず。どうせ走っているうちに、水蒸気の泡とか、キャビテーションが出てきて澱む作りになってればそこに澱むし流れるなら流れるし、冷却水のエア抜きの必要性って???


同じようなトラブルは、続くようで知り合いのBMW M3もサーモスタッド固着でオーバーヒート。
修理後テキトウに水入れてエンジンかけたら瞬間湯沸かし器かよというぐらい、あっという間に水温が上がって100℃超えのオーバーヒート。

ラジエターのアッパーホース緩めてエア抜きしたら正常になる
冷却水のエア抜き効果は冷却系の構造次第?

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